何事も命懸けですることで、見えてくるモノがある

 

みなさん、こんにちは。

人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

 

何事も命懸けですることで、見えてくるモノがある

 

先日から再び絵を描くようになりました。

アートに関する映画( 京都 「やまと絵師」物語 )を見て絵を描きたいと強く思ったのです。

上記の作品では、榊原文翠(さかきばらぶんすい)という人物を中心に「やまと絵」という日本古来の絵画文化を現代に分かりやすく伝えてくれていました。

私も「やまと絵」というジャンルがあることを本作品を見て初めて知ったのです。

しかし、実はこの「やまと絵」というのは日本史を勉強したことがある人なら一度は見たことがある絵なのです。

例えば、平安貴族の生活風景を描いた絵などは「やまと絵」と呼ばれるジャンルだからです。

この平安時代に花ひらいた日本独特の絵を描く技法などを江戸時代においては「やまと絵師」と呼び、旗本出身の榊原文翠(さかきばらぶんすい)は谷文晁(たにぶんちょう)という人に師事されて絵の勉強をしたそうです。

榊原文翠(さかきばらぶんすい)は、はじめ武士としての教養として絵を学んだそうですが、米騒動が全国で広がっている最中に自分は旗本という特別な立ち位置だからといって、絵を気楽に描いていいものか?とかなり悩まれたそうです。

そのことを師匠の谷文晁(たにぶんちょう)に率直に訪ねて、「何事も命懸けにすることで、見えてくるモノがある」と教えられたそうです。

その時は、あまり納得されなかった榊原文翠(さかきばらぶんすい)でしたが、日本が明治維新を終えて侍の誇りであった帯刀すら許されなくなったことを受けて学者(絵師)として生きていかざるをえなくなったそうです。

武士(旗本)という特権階級では生きていけない激動の時代を過ごした経験で得た境地が、師匠が伝えた「何事も命懸けですることで、見えてくるモノがある」という言葉の境地に達したそうです。

私は、この作品を見ていたく感動しました。

私自身は「たかが絵」というよりも、西欧的な「お金の代替品としての資産」を追求してしまい自分の描く絵はその価値が認められないからダメなんじゃないかと思っていたのです。

目先の利益のみ追求していたからこそ、途中で投げ出してしまっていたのです。

私は、本作品を見て「何事も命懸けですること」という言葉に衝撃を受けました。

たかが「絵」と思った自分が恥しかったです。

榊原文翠(さかきばらぶんすい)も若い頃はそのように思っていたというのが少し救いでした。

上記の谷文晁(たにぶんちょう)や榊原文翠(さかきばらぶんすい)ですら、模写を行ったそうです。

そこで、私も彼らに倣ってしばらくは模写をしようと思いその題材にしたのが「若冲」の描いた鳥(上記画像)です。

模写して気づいたのですが、日本画ややまと絵というのは漫画のシーンに合い通じる世界観があるのです。その上、細かい描写が丁寧に描かれています。

私は細かい描写が苦手で今まではその辺りは誤魔化すタイプだったのですが、これからの模写に関してはその辺りを修正していきたいと考えて行っています。

余談ですが、村上隆さんが日本画出身で日本の漫画文化を取り入れて現代アートとして発信している思惑や意図が腑に落ちました。今までも何となくはわかっていたのですが、多分にウケ狙いとも思っていたのです。実はそうではなく、(村上さんが)日本画出身だったからこそ、日本の絵と西欧の絵の立ち位置の違いを知ってしまい素早く思考を切り替えた結果だったことと思い至りました。

日本人にとっての絵の価値と、西欧人にとっての絵の価値は違うのです。(価値というより、立ち位置の違いの方がしっくりする人もいるかもしれません。)

最期に日本画を学んだ外国人絵師が出てきますが、日本画と西欧絵画をうまく融合して表現されていました。

やまと絵は進化しているし、進化できるというのがメッセージになっていました。

その反面私が感じたことは、悲しいことに日本人画家が世界のアート市場に食い込めない理由の一つに上記のように日本人は、西欧人と違い絵との距離感や立ち位置の違いを認識していない人が多いというのも一因に有るんじゃないかと感じたのです。

みなさんは、日本画・やまと絵を部屋に飾りたいと思いますか?

それでは、今日はこの辺りで終わりにしましょう。

最期までお読みくださって感謝します。

 

 

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