木をうまく利用できる社会は、持続可能な社会である

 

 

みなさん、こんにちは。

人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

 

木をうまく利用できる社会は、持続可能な社会である

哲学の源  vol.59

 

最近、読んだ本からの話。

著者は、日本人は古来より木と共に生き、長い時間をかけて木と語り合い、さまざまなかたちで木を利用してきたというのです。

宮大工の口伝から話が始まります。法隆寺などの古い寺社を管理してきた人たちの教えの一つに、「木を買わず山を買え」というのがあります。

それは、木にはいろいろな癖がある。その癖を理解して使わなければならないというのです。法隆寺などの大きな寺社になると、生育環境によって木の育ち方が違う。南向きと北向きによっても成長具合が違う。この違いを活かしながら、大きな建物の修復を行うとすると山まるまるの木が必要だというのです。

しかし、この考えかたは現代のように効率を重視する風潮とは全く合わないのです。

実は今になって効率を重視する見方よりも、現代風ではないからと言って古臭いと毛嫌いしていたかつての考え方こそ正しいのではないかと見られているのです。昔の人々の方が、持続可能な環境に配慮していたとも言えるのです。

1000年持つ建物を作るために、1000年生きた木を使うという思考を昔の人は持っていたのです。この思考の長さって凄いと思いませんか?

昔の人の寿命なんて50年ほどと考えられると、1000年先のことを考えていた先人たちの時間に対するスケールの大きさに改めて尊敬の念を持ってしまいました。( 「江戸時代の平均寿命は30歳」はなぜ「江戸時代の人は30代で死ぬ」ではないのか=松本健太郎(データサイエンティスト&マーケター) 参考記事 )

宮大工だけでなく、舟大工や曲げわっぱとかんじきの話など、現代ではあまり見かけなくなったモノを作る際の話なども木をうまく利用してきた人々の知恵を垣間見ることが出来ました。

昔の日本人は、木を上手く利用してきたことが良くわかる内容の本です。

最近、アメリカでも環境汚染が深刻になってきていると報道されています。山火事などの原因として、地球温暖化の進行が特に注目されてきています。

持続可能な社会への移行を先進国が急激に舵を切り替えたのがここ最近の世界の動きになっています。脱炭素社会へと、急激にシフトさせようと先進国が規制を強化する動きが活発化しています。

この動きは、多くの矛盾を産むことになっています。

なぜならば、石油資源を使うことで現代社会の豊かさを作り上げてきた背景があるからです。今までの繁栄の礎を捨ててまで脱炭素社会に移行したい、移行冴えたいという思惑は何なんでしょうか?

経済を維持発展させながらも、地球温暖化を食い止めなければならない。それを同時に実現するには、脱炭素社会という今までの成功方式を捨てなければ実現できないという先進国の焦りも見えてきます。

このような急激な変化を嫌がる人々はどこの社会でも一定数いるものです。

日本でも同じような言動をする人々は出てくるでしょう。

それでも必要以上に不安になる必要はないと考えております。

なぜなら日本は、古来より木と共に生きてきた民族だからです。環境を保護しながら文化的に生きてきた実績を持つ民族だからです。木を上手く利用し、社会や文化を発展させてきたのです。

そういう歴史を持つ民族だからこそ、脱炭素社会への移行は他国に比べ比較的簡単に移行出来る土壌はあると私は考えています。

ただ、木をうまく生かすには地方の山を管理する必要が出てきます。現代は東京一極集中の傾向がまだあります。持続可能な社会への構築をするには、東京から地方への人の移動が必要不可欠になると考えられます。

東京から地方への移住がスムーズに実行でき、地方が豊かになれば世界に先駆けて低炭素社会への移行を実行できると思うのです。地方への移住を推奨するのは、森を守る最低限の人口が必要だと考えられるからです。

自然と共存する考え方は、日本人には受け入れやすいのですが社会環境がまだまだ整っていないと思います。地方を豊かにする施策こそ、持続可能な社会構築の鍵になると思います。

本書を読んで学んだことは、木をうまく利用できるノウハウを持っていることは、環境問題と早急に折り合いがつけられるということです。そのための施策を早急に提案・実行できる社会にすることが大事なんじゃないかということです。

みなさんは、環境問題を解決しようと心がけていますか?

それでは、今日はこの辺りで終わりにしましょう。

最期までお読みくださって感謝します。

本記事は、 2月24日付の 「 2050’s 哲学の源 」の引用です。

 

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