悩むよりウィットな感性で乗り切ろう!!

 

みなさん、こんにちは。

人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

 

◇◆悩むよりウィットな感性で乗り切ろう!!◆◇

 

最近、読んだ本からの話。

以前、テレビを見ていたら事故や怪我などでで片手を失った人なのに今でもその片手があるかのような錯覚を持つ人がたまにいるという番組を見たことがあります。

そのテレビ番組を見ていた時は、大変辛い思いをしてしまったからそういうこと(錯覚や思い過ごしのような類か、または現実が受け入れられない)もあるのかな〜〜と漠然と思ってやり過ごしていました。

今回読んだ本は、そのような体験(片手をなくしたにも関わらず、いまだにあると思う幻肢)を科学的に解明している脳の研究者が一般の人向けに当時最新(出版されたのが20年以上前なので)だったことを解説した初学者向けの本をご紹介します。

それがラマチャンドラン氏著書の「 脳の中の幽霊 」です。

この本では、幻視や両親だけを識別できなくなった妄想や、想像妊娠をした女性など普通の医師がお手上げした症状の患者を脳神経の専門家という立場から原因を科学的に究明しようとした学者の姿を読み取ることが出来ました。

科学者だから科学的なのは当たり前なんですが、著者のラマチャンドラン氏の出生がインドということもありインド的というよりも東洋的な立場からの考察や推測も所々見られ、そんなときに西洋では〜といった解釈が必ず挟まれる箇所を読むと脳の世界というのは西欧的な理屈のみで解明するのが困難な領域なんじゃないの?と改めて認識し直しながら読み進めることができました。

その辺りは、本書後半に解説を書かれた養老孟司氏も寄稿されています。

「 それなら著者は西欧風かというなら、インド風である。あるいは東洋風である。」と指摘されていることからもかわるように、西欧的な論理や理屈と東洋的な感覚の両立を常に図ろうとされている心理が読み取れるからです。

現代医学は、西欧的な科学的アプローチのみしか許されていない又は許さないというのが(昨今報道されているエビデンス云々ということからも分かるように)根底にある印象です。

その根底の前提を、脳科学の分野では推論という形で東洋的な視点を取り入れた方が合理的に解釈できるまたは、問題解決に繋がるやすいのではないかという提案として意図しているように見受けられました。

本書は、初学者向けといっても私にとってはかなり読み応えがありました。読み切るのにまる1ヶ月掛かりました。

また、本書を読んで面白かったのはVRという技術が一般化していない当時に、鏡と箱を使って仮想空間を創り幻肢体験をする患者を救ったという話は非常に参考になりました。

高価な機械でしか、患者を救えないという発想ではなく一般に流通している素材で脳に刺激を与える研究スタイルは一般人にも通用するからです。

例えば私は老人ホームで勤務しているのですが、認知症を患った人たちに対してのアプローチもこれと似たようなアプローチをしても良いかもしれないと思えたことは大きな刺激になりました。(具体的な応用例が思い浮かばないのですが、アプローチ方法は勉強になりました。)

それに、著者は科学者でありながら悪戯好きなのかなと思った箇所も面白く読み進める要因の一つでした。その箇所が、カナダの学者が自分の脳の側頭葉を刺激することに成功し、その時に初めて神を感じたと発表したのを知っていった言葉です。

 

「うーむ。無神論者の脳を刺激したらどうなるんだろうか。神を信じるかな。」私はにやりと笑って言った。(本書より引用)

 

上記引用分を見ても分かるように、科学的アプローチと笑いを冷静に混在させる能力の高さはご理解していただけると思います。

未解明なモノに挑むと言う時に、ウィットも合わせて持っていないと楽しく永く研究できないというかのような姿勢です。

本書を読んで、如何に楽しく考えながら仕事を進めていくのかという仕事人としての心構えも勉強になったのは棚ぼた的な収穫でした。

難しい脳の専門的な内容を、なんとか読み進めることができたのはラマチャンドラン氏のウィットのお蔭と言っても過言ではありません。

私の介護という仕事の現場でも、認知症という未だに解明されていない脳の機能障害が多々あります。

だからこそ悩むんですが、悩むよりウィットな感性で乗り切ろうと本書を読んでより一層思うようになりました。

介護に悩んでいるみなさん、楽しんで乗り切りましょう。そうすれば、良い考えが浮かびますよ。ラマチャンドラン氏のように。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

最期までお読みくださって感謝します。

本記事は、10月14日付の 「 2050’s 哲学の源 」の引用です。

 

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