若い頃から、損をしたくないという気持ちを飼い慣らす必要がある理由
みなさん、こんにちは。
人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
◇◆若い頃から、損をしたくないという気持ちを飼い慣らす必要がある理由◆◇
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先週は、本メルマガを配信できなくなり大変申し訳ございませんでした。
少しづつ気持ちの整理がついてきたのでメルマガの配信することにしました。
メルマガなど配信できなかった件は、今後少しづつご説明していきます。
今しばらくお時間をください。
それでは、メルマガ再開いたします。
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私が、アメリカ株に投資して8年近くなります。
最初の頃は、株に投資といっても数十万円くらいからのスタートでした。
それから数年経って、100万円を超えてやっと投資しているという実感を得た感触を覚えています。いくらリターンが高いアメリカ株といっても、100万円以下ではなかなか投資して増えたという実感が得られないんです。(本当は1000万円くらいないと意味がないという人もいます。庶民は、そんな人は無視しましょう。気長にやるべきです。誰でも最初は初心者なんですから。ここをグジグジと考えるのは時間の無駄です。)
投資してリターンの感触を改めて実感できるようになったのは、今年に入ってからです。
投資金額である200万円近辺をうろついていたのですが、今年から徐々に株価が伸びて来ていました。(当時投資していたのは、QQQというETFです。
( https://www.bloomberg.co.jp/quote/QQQ:US 参考サイト )
今年のコロナで一時的にこの株価が下がったんです。その後、再び上昇して過去最高の株価を出しました。最近は、急激に下がっています。
私は、この株を下がって少し上昇した時に売り払って利益は確保しました。しかし、過去最高の株価の辞典ではなくコロナ前の最高株価より少し低い価格で売り払いました。
ですから、損はしていないが大儲けは出来ませんでした。しかし、そこそこ儲けさせて貰いましたというのが本音です。
このことからもわかるように、人間というのは儲けようと思うと大儲け出来ないものです。
しかし、株というのは損をするときもあります。コロナショックの真っ只中の3月頃では大きく値下げをしました。この時、ビビって売ってしまっていたらそれこそ本当の大損でした。
私は今年の経験から、株式投資というのはそういう具合に良い時もあれば悪い時もあると心底納得して取りかからないといけないゲームであるということを本当に理解しました。
今までも、自分なりにその辺りのことは理解をしてはいました。
それでも、今年の3月の時点で大きく株価が下がった時は本気でビビりました。妻も大丈夫なの?と普段は興味もないのに、連日の報道のおかげで色々と質問をしてきたからです。
今年の大きな経験は、人間というのは損をしたくないと強く願う生き物であるということを身に染みて分かったことです。
多くの人が思っている以上に、人間というのは猛烈に損をしたくないのなんです。
このことを理性で理解したというより、本能として理解出来たことは私にとって大きな経験でした。
逆説的に言えば、購入した会社の株は損をしたなら仕方がないと思う会社に投資をするという考えのほうが損を回避することに繋がると思います。
そのために決算情報や、会社の新しいサービスなどをいろいろな情報を集めて最終的に決断しなければならないということになるのです。最後は、一般の投資スタイルと何ら変わらないことに行き着きます。
損をしたくないと本能的に思ってしまうということは、若いうちからこの感覚(本能)を自分なりに飼い慣らさないといけないということです。
まとまった退職金で株式投資を経験もなくいきなりするというのは、愚の骨頂だと言われる所以です。それこそ損をしたくないという気持ち(本能)から、絶対に損をしてしまうはずです。損をしたくない気持ちが、損を誘発すると断言してしまいます。
損をしたくないという誘発を防ぐには、もう慣れるしかないと思うのです。
自分で、この損をしたくないという気持ち(本能)を飼い慣らす認識とトレーニングが必要なんです。
このトレーニングが全ての人に有効なのか?と問われると、それは無理だと私は答えます。
このように考えると株式投資ができる人というのは、損を受け入れることが出来る人のみ(本能を飼い慣らせる)にしか通用しないと考えられます。
株式投資に向いていない人は、あえて投資を行わないのもアリかもしれません。
このような人に、インフレを考慮したら損をするよと言っても信じてもらえないんです。銀行残高のみが真実だからです。
人間の寿命が100歳近くまで伸びた現代社会では、健康で長い期間働くということと株式運用をするという2点は絶対外せない要件になると私は考えています。
それでも、人間というのは損をしたくないと強く願うあまり長期的に見れば、損をする生き方を選択してしまうものなのかもしれません。
その辺りをきちんと認識しているか、認識していないかでも将来の幸せ具合が大きく変わってくるはずです。この知識の差が格差となってしまっているのが現代社会だからです。
人間の本能である「損をしたくない」気持ちを、上手くコントロールすることがこれからの社会で生きていく上では絶対的に必要な要件だと私は考えています。
みなさんは、損をしない対策をされていますか?
今日は、この辺りで終わりにしましょう。
本記事は、9月23日付の 「 2050’s 哲学の源 」の引用です。
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