健康と雇用問題から、長寿社会を考える

 

みなさん、こんにちは。

人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

 

◇◆健康と雇用問題から、長寿社会を考える◆◇

 

最近、職場で健康診断について話題になりました。

この話題自体は年齢を重ねると多くなるそうです。私も50歳近くになり、健康について話題にすることが多くなってきました。そのことで少し疑問に思うことがありました。

それは、同じ職場の女性(70代)が、先日このような発言をされたからです。

その方が言うには、「いつまで働けるかわからないから、直接雇用でなくこのまま契約社員として働く」とのこと。この発言を聞いた時に私は、直接雇用のパート従業員は時給が安いから嫌だというのが主な理由だと気が付きました。

それと同時に日本社会は、同一労働・同一賃金にはなかなか移行しないとも思いました。

ちなみに私が働く介護現場では、直接雇用の正社員、準社員(基本夜勤なし)、パート社員(高齢者や短時間希望の人たち)、派遣社員と4種類の雇用形態の人々で構成されています。

上記の女性は、派遣社員から準社員(基本夜勤なし)または、パート社員(高齢者や短時間希望の人たち)のどちらかを経営層から打診されていたのですが最終的に派遣社員のまま働くことを決意されたということです。

この話題だけだと、私も「ふ〜〜ん」で終わっていたことでしょう。

この同僚の話には続きがあります。

後日、同じ同僚が大腸癌検診を受けたというのです。理由は、若い頃から便秘気味で最近は特に便秘が酷くなったからというものでした。医者が大腸癌検診をしなければならないと言ったわけではなく、健康診断の一貫として検査を受けたそうです。

その時に私は、このことを聞いたときに「いつまで働けるかわからないから、直接雇用でなくこのまま契約社員として働く」と発言したことを思い出しました。理由は同じ人物だったからです。

普段からいつまで働けるかわからないと思いながら日々を過ごしているはずなのに、(心配だから)大腸癌検診を受けようという発想を持ったということに私は驚いたのです。

私からすれば、いつまで働けるかわからないと発言するということは「出来るだけ長く働きたい」という意で捉えられるからです。

あともう一つの大腸癌検診を受ける(医者からの提案ではない)ということも「出来るだけ長く働きたい」という意で捉えられるからです。

これらを併せて鑑みると、深層心理では「長生きしたいし、いつまでも働きたい」ということの欲求の方が強いんじゃないの?と思えて仕方がなかったのです。

それ程までに生に対する気持ちが強かった(生きることに対し並々ならない強い思いがあった)のであれば、準社員(基本夜勤なし)という道を選択しても良かったのではないの?と思えてしまったのです。派遣社員よりも、準社員の方が給料が上がる可能性もあります。

まあ、本音はいつでも会社を気楽に変えれるから、派遣社員の立場の方が得ということだったんだろうな〜と後から思ってしまいました。

今回の問題発言から学んだことがあります。

普段の何気ない発言から、その人の本音が垣間見れるということです。

高齢でも派遣を選択している人というのはある意味したたかといいますか、強さを感じました。「嫌になれば、また職場を変えればいいや〜」というくらいしたたかな相手だったということです。

日本で同一労働・同一賃金の動きがなかなか進みません。

長期安定雇用を重視する人が正社員として占める割合が多いからというのが大方の意見です。私もその意見が真実だと考えるようになりました。

本当は、雇用問題を金銭問題で簡単に解決できる制度にした方が、労働者・経営者・政府共にウィンウィンの関係になるはずなのにそれを恐れる人たち(大手企業の労働者)が反対することで、日本の労働市場が歪んでしまっているのです。

私は今でこそ、正社員として勤務していますがそれ以前は、期間雇用社員というパートさんみたいなものでした。

正社員になったのも、パートさんよりチャンスが多いからという理由だけでした。

日本では、まだまだ正社員の立場が強いです。大手企業の場合、一度正社員の立場の旨味を知るとその恩恵(雇用形態による賃金格差)を手放したくないという欲求が強くなるのでしょう。そうすると、組合を通じて解雇規制を緩める制度など持っての他という発想になってしまうのです。

ますます日本の労働市場における雇用関係は変わらないことになりそうです。

本当は早いところ雇用主はクビにすることが出来て、労働者も仕事に見合った給料が貰える体制になってデフレから脱却できる社会に変わる時期に来ていると思うのです。

そうすると「嫌になれば、また職場を変えればいいや〜」という発想ではなく、プロ意識が育まれてくるはずです。

プロ意識だと、「気に入らなければ、別の会社で能力を発揮します」という感じになり雇用主と労働者との間に適度な緊張感も生まれることが期待できます。そういう職場環境だと労働者個人個人がお互いにより良い刺激を与えなが切磋琢磨した職場環境になると思うのです。

そういう労働環境と長寿社会が上手くマッチした社会にこれからの日本がなればいいな〜〜と考えています。

後半はかなり私の理想論になってしまいました。

未来社会の労働環境を上に記した環境のように(私が死ぬまでに)したいな〜〜と思っています。(私はまだ経営層ではありません)

簡単に雇用解雇ができると聞くと、労働者側は身構えてしまいます。長い目で見れば、労働環境と経済状況は良くなるはずです。

みなさん、ご一緒にビビらず新しい社会を目指しましょう。

今日は、この辺りで終わりにします。

本記事は、8月12日付の 「 2050’s 哲学の源 」の引用です。

 

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