ファンを信者化させない能力や努力が必須である
みなさん、こんにちは。
人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
◇◆ファンを信者化させない能力や努力が必須である◆◇
最近、ユーチューブで偶然ポチッた動画が気に入って何度も聴き入ってしまっています。
その動画が下記の動画です。
( ”Just A Dream” by Nelly – Sam Tsui & Christina Grimmie )
元々は、Nellyさんの”Just A Dream”という曲を若者がカバーしてYouTubeにアップしたものらしいのです。
私はてっきり今回のコロナ禍でロックダウンした海外の若者が動画を作成してアップしたと思っていたのですが、調べると10年も前の2010年のアップだったことがすぐにわかりました。
そこで歌の上手いボーカルの女性であるChristina Grimmie( クリスティーナ・グリミー )さんをググってみると、4年前にコンサートでファンによって撃たれて亡くなっていたことを知りました。
上記動画を亡くなってから4年経ってやっと私のようなおっさんにも歌声が届けられました。大元のNellyさんの曲を聴いても、失礼ながら感動はしませんでした。クリスティーナ・グリミーさんの歌声には感動してしまったのです。オリジナルを越えた素晴らしい出来に仕上がっているのです。
Nellyさんの”Just A Dream”
聴き比べると好みの違いもあるかもしれませんが、私はSam Tsui & Christina Grimmie の”Just A Dream”の方が大好きです。
上記動画(Sam Tsui & Christina Grimmie の”Just A Dream”を視聴)すると、あまりの素晴らしい歌声に感動してしまいました。
何度も何度も再生して聴いています。
狂ったファンのために大切な命を奪われたことに、今更ながら憤りを感じてしまいました。
そんな時に、ワンオクの曲を女優さんがカバーして炎上している記事を読みました。( 『ワンオク』ファン激怒! 女性歌手の“名曲カバー”に「嫌すぎる…」 参考記事 )
ワンオクの記事の方は、女優がカバーするなという一部のファンがいることを報道した記事です。
ファンというのはアーティストたちにとってはなくてはならない存在なのですが、アーティストを神格化してしまうということは過去にもありました。まだワンオクのファンはネットで炎上している程度みたいですが、これが行きすぎると神格化したアーティストを撃ち殺し、その後自ら死ぬという暴挙をとるというのは本当に困ったことだと思います。
このアーティストを殺害するという発想が私には理解し難いです。好きな人が自分のモノにならない。それならばいっそのこと殺してしまいたいという心理なんでしょうか?
たまたま最近カバー曲が気に入って聴いていただけに、まったく関係のない2つのファンの事例を挙げました。この2つの事例に共通することは熱烈な一部のファンの精神を如何にコントロールする、または上手く社会的に適応するように誘導する文化というか社会的規範というのを早急に構築する必要があると思います。
突き詰めると、ファンにはしても信者にしない作戦です。アーティストもファンを信者化することに邁進しがちですが、ファンとはある一定の距離を保つ工夫もやっぱり必要なんじゃないかと思うのです。
アーティストというのは、ファンを信者化してナンボという現代のマーケティング手法を見直すべきなんじゃないでしょうか?
どうすればそのようなことに繋がるのでしょうか?
おそらく、アーティスト本人が尊敬する他のアーティストをお互いに推奨しあう環境を構築することが一つの解になると思います。一応SNSでイイねということをされていますが、もっと踏み込んだシステムがあってもいいような気がします。それは何?と問われてもすぐに思いつかないのです。おそらく、今後そのようなアプリなりソフトを開発した企業が起こってくると思います。
今後の社会というのは、アーティストや有名人などという立場の人たちはファンを信者化させない能力や努力が必要になるはずです。
私も熱烈な信者にならないよう気を付けたいと思っております。
ところで、みなさんは誰かさんの信者になっていますか?なっていたなら、少し気をつけましょう。
今日は、この辺りで終わりにします。
最期までお読みくださって感謝します。
本記事は、7月 8日付の 「 2050’s 哲学の源 」の引用です。
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