食から考える健康術は、ヴィーガニズムに通じる

みなさん、こんにちは。
人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
◇◆食から考える健康術は、ヴィーガニズムに通じる◆◇
最近読んだ本からの話です。
現代の西欧文明を基盤とした文明を(表の体育と表現し)と、それ以前の日本の文明を(裏の体育と表現)して定義しているのが興味深かったです。
科学的に説明することが相応しくない領域でありながらも人間にとっては不可欠な思想といいますか、思考方法であったり健康術が存在するのではないのか?ということを著者の甲野善紀さんは問題定義を起こし、過去の武術家たちからその答えを導き出そうというのが今回ご紹介する本の内容でした。
とりわけ著書の大半を使って説明されている人物である肥田春充さんの健康術は現代に通じる点が多かったです。
この肥田さんが主張していた健康法の一つに菜食主義がありました。
現代でこそ、西欧人が健康に良いと主張して生活に取り入れている思想に「 ヴィーガニズム 」があります。
この主張と全く同じことを何十年も前に実践されていた日本人こそ、肥田春充さんだったんです。
「 ヴィーガニズム 」の思想を明治生まれの肥田春充さんが主張・実践し、かなりの効果を発揮されていたのは驚きでした。
というのも当時(明治以降)は西欧思想こそ正しいと信じられていた中心思想です。
西欧思想・文明こそ科学の中心であると信奉する人が日本には多くいたにもかかわらず、西欧思想・文明とは相容れない思想を強く信じ続けることが現代以上に困難な社会環境だったはずなんです。
そんな社会状況でありながらも自分の信念を全うしたということが時代は違えども、同じ人間として肥田春充さんには敵わないと思いました。(まあ、張り合えるほどのエネルギーも持ち合わせてはいないんですが、、、)
しかも砂糖を摂ることを否定されていたらしく、かなり歯が丈夫だったそうです。
子供の頃から、虫歯が多く今では丈夫な歯が少ない私としては非常に羨ましい限りです。
そんな肥田春充さんでしたが、晩年は生きる気力を無くされたのかあえて食事をとらなくなったそうです。今で言うところの「拒食症」のような状態になってしまわれたのも、日本の将来に絶望されたということです。
肥田春充さんのように健康で充実した体躯を目指している私ですが、日本の将来に絶望をしないように努めたい。
というのも肥田春充さんほどの知識人でも絶望するのですが、私はもっともっと絶望に争っていきたいと常々考えているからです。
長く生きて将来の日本の姿を見たいと強く思っているからです。
たとえ経済力が、中国、インドの後塵を拝してもしまっても、しぶとく復活を信じる日本人でありたいと考えているからです。
今日ご紹介した本は、「 表の体育 裏の体育 」です。
( Amazon より引用 )
かつての日本人にも、食から考える健康法を説いた優れた武術家がいたことを知ることができました。(肥田春充さんは、野菜・玄米食を推奨しています)
現代ほど、食べる内容に注意が向けられている時代はないと言っても過言ではないはずです。
食事を見直すきっかけになりました。
今日は、この辺りで終わりにしましょう。
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