「kaizen」思想を捨て去り、新しい哲学に基づくモノづくりをすべきだ!!

 

みなさん、こんにちは。

人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

 

◇◆「kaizen」思想を捨て去り、新しい哲学に基づくモノづくりをすべきだ!!◆◇

 

いや〜〜、今回ご紹介する本は就職活動をしていた学生時代に読むべき本でした。

ちなみに今回ご紹介する本は、「 自動車絶望工場 (講談社文庫) 」です。

まさに、工場で働く前に本書を読むべきだったのです。

私は大阪で生まれ育ったせいか、故松下幸之助さんに憧れて日本の製造業に憧れていました。(その影響で、本田宗一郎さんにも憧れていました。今は、東海地方に住んでいます)

ですから、文系だったにも関わらず日本の製造業を支えるんだ〜〜という考えでメーカーになるという中小企業に入社した経緯があります。

最初に就職した会社は、トヨタ系では無かったためこの本で取り上げられているような物凄い合理化は推し進めてはいませんでした。(ある意味、緩いといえば緩かったのですが、、それでも夏の工場は暑いし、ホコリが舞い散っているし、手や服は汚れるし、同じ作業の繰り返しで若い私は深層は辟易していました。若いといえばそれまでですが、、工場に限らず労働はどこも似たようなもんです)

トヨタの合理化といえば「kaizen」と海外でも評価されている言葉です。

若い私はウブだったので、そんな言葉を「かっこいい」と単純に思い込んでいました。

合理化が労働者自身の首を真綿で締める行為というのを肌で感じることが出来るようになったのは、結婚し、子供を得て、最初の会社をやめてからでした。

私が就職した年から「就職氷河期」などと言われるようになっていたのですが、それでも新卒採用者に対して会社は暖かい(いわゆる緩い)扱いをしてくれていました。

私が転職し出した頃から、派遣(ハケン)という本書で取り上げるような期間工・キカンコー(季節労働者に対応するような)労働形態が日本で本格的になってきました。

私たちは漢字で表記されると非常に警戒心がわくのですが、これをカタカナで表記されると途端にお洒落で最先端化のような錯覚を起こすのは50年近くも前と変わらないことがよく理解できます。

本書でも、キカンコーとカタカナ表記のイメージで軽い仕事を扱っているかのような印象を与えながら、一番キツイ仕事(苦役)を押し付けていると表現されており、自分自身の経験と全く一緒だったことを切なく思い出しながら読み進めました。

日本企業の合理化というのは、人間が機械の補助をすることを究極に求めていることが理解できます。(人間の代わりにロボットに置き換えるのではなく、ロボットでやらせるには無駄になる箇所を人間に置き換えること。また、いつでも誰にでも配置転換可能なほどマニュアル化せれること。という共通点があります)

これらの思考というか、もはや思想が追求された日本式合理化を追求した結果、機会の一部に慣れない人間が落伍者という変わった社会環境を生み出した原因の一つになったのではないか?と思えて仕方がありません。

私も工場勤務の後に営業職に配属されたのですが、トヨタやその関連企業に営業に行っても「(自動車業界での)実績のない企業との取引は出来ません」と門前払いばかり受けた経験があります。

こちらとしては、実績がないからこれから経験するためにチャンスをくださいとアプローチを掛けているのに自分たちの保身のために新しいことをしたがらない開発者や購買関係者が多いことを若い頃に知れたのは大きな収穫でした。

日本の世界における立ち位置が後退し、中国に押さえつけられた原因の元を辿れば、本書を読むと納得出来ます。

まず第一に、人間を部品として捉え、いつでも置き換えれるシステムが合理化である。

私の経験上、新しいことをしてシステムを変えるより作業者の数を減らす方が職制上都合が良い結果になる環境である。(チャレンジより、失敗が責められる企業文化になり、若いては日本社会もその影響を受けてしまった)

テスラ(電気自動車)という巨大な黒船が出現した現場で、50年以上変わらないシステムを維持している企業が今後まともに闘えるのか?というのが私の本心です。

非常に沢山の部品を購入している企業と、少ない部品しか必要でない企業が競争している社会です。自ずと勝負は見えています。

トヨタは早急にこの思想こそ捨て去り、新しい哲学を世界に広めるべき時代に来ています。

新しい哲学に基づく労働環境を整備することで、黒船(テスラ)に対抗できるモノが開発できることを期待しています。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

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