世界の食料事情を考察すると、日本の問題点が見えた

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 100億人―私達は何を食べるのか? 」です。

 

◇◆世界の食料事情を考察すると、日本の問題点が見えた◆◇

 

世界の人口が100億になった時、私たちの食料はどうなるの?という疑問をヴァレンティン トゥルンさんが農家やバイエル薬品の研究者たちにインタビューをして彼らの考える食料増産に関して淡々と少し意見を交えながら映像に綴った作風に仕上げていました。

監督自身の意見を前面に押し出す訳ではなく、例えば農家の人の立場から見た食料問題や収入といった問題を聞いたバイエル薬品の研究者には品種改良によって生産量が大きくするメリットがあるなど、それぞれの立場の意見をきちんと伝えている点が非常に好印象でした。結論を考えるのは視聴者の役割ですよという視点が押し付けに感じませんでした。

我が国日本では、レタスが24時間営業の工場として生産しているところが紹介されていました。世界から見れば、日本はまだまだハイテク化の先端のイメージがあるのかもしれません。

映画の冒頭で昆虫食も紹介されていましたが、これはおそらく主流にはならないと思います。昆虫を飼育するより、その餌の確保の方にエネルギーを使ってしまうからです。

また面白いのは、人工肉の紹介でした。今ではまだ経費がかかり過ぎて市場には出回らないということですが、どこまでコストを押し下げられるのか?という問題と、安全面(倫理的レベルでの)をどこまで担保できるかが鍵になるため、今後10年ではまだまだ市場に出回らないんじゃないかと思えました。

現在(2019年度)時点での先進国の人口は大幅に増えることはないと予測されますが(アメリカを覗く)、それ以外の国の人口増加に世界がどこまで食料を供給できるのかが今後の課題になるという問題に、後進国ならではの深い悩みが紹介されていました。

それは、アフリカの農家を騙すような形で契約を締結し、その人たちの農場を安く買い叩きその場所に大規模な農場を作るという昔の植民地を彷彿とさせる搾取が未だに行われているという事実は衝撃でした。

近年アフリカ諸国が経済成長をしていると報道されていましたが、その陰に未だに騙される人々がいる事実はもっと報道されるべきではないのか?と思いおました。

家庭菜園をした当時、ふとお金と食料について考えたことがあります。

その時に調べて知ったのが、アメリカによる経済封鎖を受けたキューバがアメリカの経済封鎖に負けずにしぶとく生き延びれたのは、国民がそれぞれ自分のベランダに空き缶などを利用してそこに少しの土を入れ、野菜を育てたからだという記事を読んだことがあります。(下記動画は、キューバの自給自足を紹介する動画です)

 

 

今回のドキュメンタリーで、世界の食糧危機をどうすれば乗り越えられるのか?という課題にこのキューバの取り組み事例が取り上げられなかったことは非常に残念でしたが、世界の人々が食料問題を考えるという提案としては素晴らしいことだ思います。

日本もこのキューバのシステムを導入すべきだ!!と声高く言っても、スーパーに行けば新鮮な野菜やお肉や果物が簡単に入手できる状態では素晴らしいシステムの導入は困難だと思います。もし、日本が北朝鮮のように経済制裁を受けて食料の輸入がストップさせられる事態に陥ったら国民が簡単に一丸になれるとは思いますが、、、ここまでの事態になるのを想定するのも非現実的ですよね。超緊急事態に日本が落ちいらないことには全ての国民の意識が働く事は無いと言い切ってしまっては元も子もありませんが、、、。

ただし、自分の子供や孫たちと言った将来の世界状況まで考えを巡らせると避けては通れない問題である事は理解できます。(何故ならば、地球温暖化によって食物の栽培環境が変化してきているからです。)

私も過去に家庭菜園をしたことがありましたが、挫折してしまいました。理由はそれに当てる時間の確保が厳しかったからです。私自身、週休3日が取れない状況だからです。もし、週休3日以上の休みが簡単に取れる社会になれば日本の食料問題の幾ばくかは解決の目処がつくのかもしれません。

それが、余暇時間を使った自給自足の生活を取り入れる事で日本の食料自給率を上げるということです。(まあ、日本人全員が余暇時間が増えたから家庭菜園をするということも考えにくいですがアイデアとしては悪くないと思います)

政府も働き方改革の温度を取っておりますが、なかなか末端の私たちの生活まで浸透していない印象を持っています。週休3日くらいでないとなかなかこのような(家庭菜園)労働にまで回すゆとりがないというのが今の日本人の現状だと思います。

休みが増えれば、別の娯楽に時間を回す人も多いでしょうから、より一層サービスの需要が増える可能性もありますよね。(令和になった時に10連休くらいになって、日本各地でいろいろとイベントが開催された事は記憶に新しいです)

そう考えると、日本では収入と働き方のバランスを今後どう折り合いをつけるか?が問題になるのではないでしょうか?

次回は、そのことについて考えてみます。( メルマガ通信  vol.37に続く 家の補修やガーデニング、アートに自分の時間を使うことで自身の成長を目指す )

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

___________________________________

 

ヴァレンティン トゥルン 監督・主演(著)2015年

2050年までに、世界の人口は100億人に増える。食糧安全保障の論戦が白熱する中、本作では、人工肉、昆虫、工業型農業から、流行のセルフ・カルティベーションまで世界の食糧生産と分配に関する、広範で分析的な洞察を示す。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い  ★★★★★ (5.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

___________________________

本記事は予告なく有料記事になります。

その際、引き続きお読みいただく場合は会員登録をお願いいたします。

_________________________________

では、またお逢いしましょう。

ブログの応援もお願いできますか?

クリックをするとブログランクアップにつながり今後の励みにつながります。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 最高の人生へ
にほんブログ村

Follow me!


Warning: Illegal string offset 'email' in /home/life100y/life100y.com/public_html/wp-includes/comment-template.php on line 2440

Warning: Illegal string offset 'email' in /home/life100y/life100y.com/public_html/wp-includes/comment-template.php on line 2437

Warning: Cannot assign an empty string to a string offset in /home/life100y/life100y.com/public_html/wp-includes/comment-template.php on line 2437

Please Login to Comment.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください