外食産業(和食)こそ、海外展開すべき理由

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 イーストサイド・寿司 」です。

 

◇◆外食産業(和食)こそ、海外展開すべき理由◆◇

 

カリフォルニアで寿司職人を目指す女性(ラテン系)の物語です。内容を日本語で言えば、ほとんどの日本人が「ふ〜〜ん」という反応を示すと思います。

しかし、本作の監督のインタビュー記事を読んだ後に本作の内容を頭で反芻すると「海外でこの作品が評価された理由」が浮かび上がってきます。(参考記事、アメリカン・ビュー )

舞台はカリフォルニアです。そこでの経済を下支えしているラテン系移民たちの現状が描かれています。そんな中にありながら、日本人オーナーが開く寿司屋(主に働いているのはアジア系中心でかつ男性)という構図が一般的だそうです。

そんな中に、ラテン系の女性が異文化の寿司屋の職人を目指すということは日本にいる私たちが想像する以上に大きなハードルがあるそうです。主人公の女性はしかもシングルマザー。まさに負の連鎖の渦中として描かれています。

しかし、カウンターに立つ「寿司職人」という地位を得られると「チップ」がもらえるそうです。また、客から「お酒」も一献されてもOKという高待遇(調理補助のバックヤードより)になるそうで、主人公女性が家族を養うために稼げる「寿司職人」になりたい旨を寿司屋のオーナーに訴える姿は涙を誘います。(少しネタバレになりますが、この時点では、オーナーから寿司職人にはしないとキツく言われるんです)

そんな逆境にあいながらも、自分がなりたいと思った「寿司職人」になるために彼女が選んだ道が、地元のテレビ局主催の「寿司職人コンテスト」に出場することだったんです。

主人公は、寿司の握り方をきちんと教えてもらったわけではないんです。見て覚えているんです。(昔の日本の職人は「技術は見て盗め」と言っていたそうです。今では少なくなったでしょうが、、)

そのようにして技術を磨き、自分のアイデアをオリジナル寿司としてテレビの公開バトルとしていいところまで行くんですが、○位になって意気消沈するんです。

その後、彼女の姿が寿司屋のカウンターに映ります。(ネタバレしてすみません)

監督は、「夢を簡単に諦めるな、異文化理解」というメッセージを込めていたそうです。

しかし、私のような日本人からすると別の視点が浮かびました。

まず日本人の料理人は、海外で成功しやすいのではないか?ということです。次に、日本食「和食」の外食産業こそ、海外展開すべきじゃないの?(ステーキを海外展開してもね〜〜、失敗した時のリスクが大きすぎじゃあないの?と素人の私なんかは思います)

日本の外食産業は、日本経済がデフレになってからブラック企業の代名詞のように言われ「バイトテロ」まで起こされ、それをSNSで拡散されてしまう状況にまで追い詰められています。狭い日本で少ないマーケットシェアを取り合ってしまっているために、競争が激化しすぎたためです。

そんな外食産業こそ、海外展開をし日本の若者に夢とチャレンジ精神を与えた方がその企業は発展するんじゃないか?と本作を観て思いました。

本作は、寿司屋を舞台にしておりましたが天ぷらなども提供している日本食レストランという位置ずけでした。そんな店に来ているのは、裕福そうなアメリカ人(ラテン系ではない)という設定が見逃せません。

このように本作品は視点を変えることで、いろいろと気付きをたくさん得ることができる非常に面白い作品に仕上がっております。

若い人や、仕事で悩んでいる男女がこの映画を見ることでたくさん得られることでしょう。お勧めします。(ただし、寿司を食べる際に醤油にわさびを入れて、ぐるぐるかき混ぜてから食べさすという部分と、ロックンロールといったカリフォルニアロールのような独自のネーミング(魔改造レベル)など日本人の感性からしても色々とツッコミどころ満載ですが、文化が海外で受け入れられるということは以外にそんなもんなんだなと大らかな視点を育むことも大事だと教えてくれます)

日本食が世界に注目を集めだしていることの裏返しです。この機会に世界に飛び出す日本人が活躍されることを願っております。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

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2015年

ダイアナ・トレス竹内 豊ロドリゴ・クラークさんが出演されています。

シングルマザーのフォアナは、地元の日本食レストランで働くことを決意。立ちはだかる困難にもめげす、すし職人になるという夢に向かって奮闘する。CAAMフェスト、ハートランド映画祭、ナパバレー映画祭公式出品作品。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★★ (5.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

 

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では、またお逢いしましょう。

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