己の「器」を大きくし、自分を磨くことが重要な理由

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 実践経営哲学 (PHP文庫) Kindle版 」です。

◇◆己の「器」を大きくし、自分を磨くことが重要な理由◆◇

経営の神様と呼ばれている松下幸之助さんの本です。

実務家の方が書かれた本という事で、もっと肩の力を抜いて気楽に読めると思っていました。

しかし、想像以上に学者の先生が書かれたかのような表現が散見されており意外な印象を持ってしまいました。

読み始める前の印象に比べ、お堅い内容だったという意味です。

しかも松下さんの生まれが明治生まれだと知ってなんだか腑に落ちた次第です。

松下さんは、最後に「素直な心になること」と説かれております。

素直になる事で、色眼鏡で物事を見ずに衆知を集めることが出来る。

そうすることで、自分と企業も発展させることが可能となると説かれていました。

日本がアメリカに追いつけるほど経済成長できたのも、アメリカの後押しもさることながら、戦後の日本企業の経営者たちの「器」が世界レベルにあったからだと納得した次第です。

企業経営は総合芸術だと言い切られた松下さんの感性は、アップルのスティーブ・ジョブズに相通じる印象を受けました。

日本的経営の見本となった松下さんの経営哲学ですが、この本では「人をつくること」とは書かれていましたが、終身雇用に関しては書かれていませんでした。

最近、経済界が終身雇用は維持できないといった発言が相次いでいます。( 経済界首脳の発言で、いよいよ終身雇用が終焉へ ・財界首脳がとうとう終身雇用の見直しについて言及 参照)

「終身雇用は崩壊しています」と20年以上前の就職活動でもしきりに言われていたのにも関わらず(マスコミはよく書いていました)、今頃になってもまだこのような発言を経済界が発表するということが日本の大手企業が追い詰められていることの証なのかもしれません。

自分の人生を会社と見立てて、独自の経営をすることがより一層求められていることの裏返しだと考えれば、経営者のみならず私のような一般人が本書を読む価値は大いにあります。

結局、己の「器」を大きくし、自分を磨くことが豊かな人生を送る手立てだと結論づけました。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

___________________________________

 

松下幸之助(著)2001年

本書は松下幸之助「心得帖シリーズ」の五作目である。本書では松下がささやかな形で始めた事業を、一代にして世界的企業に育て上げた要因を自ら分析して、二十項目にまとめたものである。自身の言葉を借りれば「六十年の事業体験を通じて培い、実践してきた経営についての基本の考え方、いわゆる経営理念、経営哲学をまとめた」ものという。

具体的な項目には、「人間観をもつこと」「使命を正しく認識すること」「素直な心になること」など、字面だけでは松下が説こうとすることは掴み難いだろう。しかし、経営に当たる者が、人間とはどういう特質をもった存在であるかを知らずに、正しい経営を行うことができるだろうか。使命感無きところには、為すべきを為す勇気も生まれてはこないだろう。そこに経営の失敗に通じる道を歩んでしまう危険性が生じてくるというわけだ。

経営者はいうまでもなく、課の経営、部の経営に当たる人達にも是非一読を薦めたい一冊だ。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

 

___________________________

 

本記事は予告なく有料記事になります。

その際、引き続きお読みいただく場合は会員登録をお願いいたします。

 

_________________________________

 

では、またお逢いしましょう。

ブログの応援もお願いできますか?

クリックをするとブログランクアップにつながり今後の励みにつながります。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 最高の人生へ
にほんブログ村

Follow me!

Please Login to Comment.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください