7項目を習慣化して、人間としての器を大きくする
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する作品は、「 まんがでわかる 7つの習慣 」です。
◇◆7項目を習慣化して、人間としての器を大きくする◆◇
ビジネス書で有名な「7つの習慣」をコミック化したものです。
内容も、自己啓発として非常に洗練されており就職前の学生さんが読んで社会人として習慣化出来れば立派な大人になれるはずです。
中高年になった私ですら非常にためになりました。
特に、第5の習慣である
まず理解に徹し、そして理解される
「聞く力」を軽視している人は多い。
だが、本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、
まず相手の話を聞く必要がある。
「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に耳を傾けてみよう。
は、おっさんになった私にも耳の痛い話でした。
自分では、「話を聞いている」ことでも他人である妻から「人の話を聞いていない」と昔からよく小言を言われたものです。
ついつい聞いているふりをしてしまう自分の愚かしさを今回漫画として読むことで客観的に理解できました。(例えば、悩みを聞いてすぐに自分の結論を言って自分としては満足してしまい、妻は話を聞いてもらえていないとフラストレーションを抱えてしまっている)
私と同じような行動をとっている日本人男性は多いと思います。
お互いに今後は気をつけましょう。
「話す」ことより「聞くこと」から始めよう
と戒めの言葉も出ていました。
結婚前の男性は、これだけを実践してもライバルから抜きん出た存在になれるのではないでしょうか?それほどウンチクのある言葉です。
次に、第6の習慣である、
シナジーを創り出す
人と組んで何かをしようというときは、
どうしても共通点ばかりに目が行きがちだ。だが、
相違点をぶつけ合うからこそ、互いのよさを活かし合い合い、
シナジー効果で大きな成果を得ることができる。
と書かれていました。
音楽の世界でも、バンドとして発表された楽曲と、ソロとして発表された楽曲と大きくイメージが異なるということがよくあります。
これこそ、シナジー効果がどういうものかということがよく分かる事例ではないでしょうか?
人間というものはつくづくわがままな生き物なんだな〜〜とこの章を読んで思ってしまいました。
というのも、私も価値観の違う人と一緒に仕事をするよりも似た価値観の人と仕事をしたいと最近考えるようになってしまったのです。
しかし、それだと従来通りであり、パフォーマンスとしては面白みに欠けるものになるんです。ましてや、化学反応が起こる可能性はありません。革新性がないんです。
それよりも、違う価値観の人とウィンウィンの関係になるように意見や考えをぶつけあうことが必要で、今までと違う価値を生み出すべきだったんです。
そうすることで、お互いに成長できることが理解できました。
そんな単純なことも、中高年になってやっと客観視してしまうなんて非常に恥ずかしいことですが、まず「無知の知」を知れたことが大きいと考え直すことができました。
今後は、この本に書かれた7つの習慣を腹に落とし込んで自分のモノにしてみせます。
下記に習慣を引用して今日は終わりにします。
第1の習慣
主体的である
第2の習慣
終わりを思い描くことから始める
第3の習慣
最優先事項を優先する
第4の習慣
WinーWinを考える
第5の習慣
まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣
シナジーを創り出す
第7の習慣
刃を研ぐ
これらを組み合わせて、人間の器を大きくしていきたい。
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フランクリン・コヴィー・ジャパン (監修)2013年
世界で3000万部、日本国内で160万部を突破した自己啓発本の金字塔『7つの習慣』が初のまんが化! 大ヒットした『まんがと図解でわかる7つの習慣』よりもさらにわかりやすく、エッセンスをまとめました。亡き父のバーを再開すべく、バーテンダーを目指す主人公・歩が勤め始めたバー・セブン。そこへ訪れる人々の悩みと気づきが、7つの習慣の要点とリンクし、読み応えのある物語となっています。自分を変え、人生を変えたいと願うすべての人に。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
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