日本人の世界的に独特な政治観を知る

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 マトリックス レボリューションズ (字幕版) 」です。

◇◆日本人の世界的に独特な政治観を知る◆◇

人類が解放された後の苦難は描かれていない。

結局、人類にとって閉ざされた世界(現代では、富める者と持たざる者の格差か)を解放する闘いに置き換えることが出来ますが、その後の社会が本当に素晴らしい世界なのかはその世界に住む人々が構築することなので実際にはわかりようがないんだと思います。

しかし、物語は、明るい朝日が見える公園に預言者と創造者を二人出したところで、明るい未来が来るのではないかというハッピーエンドで終わらせていました。(本当の現実なら、この後解放された人間たちが自暴自棄になってしまう可能性もあるのですがそこはエンターテイメント。上手く終えてくれました)

前回のまったりした内容ではなく、戦闘シーンもあり展開が飽きない工夫もされておりました。(締まりのない物語になってしまった残園な映画:マトリックス リローデッド (字幕版) を観て )

今回の作品を通して感じた印象は、白人(ウォシャウスキー兄弟(今は姉妹)含む)たちというのは『自由は簡単に手に入らない』という思想というか基本的に考えている印象があります。

「自由は闘って、手に入れる」という考えは、以前ご紹介したことのある漫画家の青木雄二さんを彷彿しました。(「幸福」は闘って勝ち取るというメッセージに資本主義の本質を知った

資本主義を発達させた白人たちというのは、王や貴族から自由を勝ち取ったという感覚が持ちやすいのかもしれません。

かたや、私たち日本人というのは明治維新を経て現在の体制を築いてきた世界的に特殊な経緯を持つ歴史があります。

江戸幕府という官僚組織を、地方の豪族(地方官僚)たちが武力で対抗した(決して、民衆が蜂起したわけではない)というのが大きなポイントです。

ですから、私たちの意識の奥底にも「お上」が決めたことだからという少し冷めた思いを持ちやすい社会環境なっているんです。

そういう、下から湧き上がった大きな運動が世の中を変えたという歴史ではなく、官僚たちが変えたというところが日本の特殊な世界観なので「アラブの春」の報道を見ても、映画やそれこそ異国のことという他人目線になってしまう性質です。

そこが、今話題になっている日本の「格差」問題に普通の市井の人々が意識を共有しにくい社会環境だと思うんです。

おそらく、海外の人たちがこの作品を観ると「俺たちも自由を獲得するために今の政府と闘うぞ」とハートに火を点けれるんでしょうが、日本人は純粋に「エンターテイメント」として楽しんじゃうのが日本人が持つ良い社会性です。

本当は、日本人の丸く収めるという世界に誇れる社会性が揺らいでいるのが今の日本の状況かもしれません。

この映画を観て、日本人が世界的に見ても独特な政治観が持つ理由に気がついたきっかけになりました。

そういう意味で非常に哲学的な作品です。皆さんも、一度ご覧になって楽しんでください。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

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内容紹介

ネオ、トリニティー、モーフィアスらはマシンとの壮絶な戦いの中で、人類の勝利と滅亡の瀬戸際に立たされていた。ネオは人類がいまだかつて踏み入れたことのない領域=マシン・シティーの心臓部に入り込む。そして1秒毎にパワーを増し、マシンにさえも制御不能となったスミスと最後の対決を迎えた・・・。“マトリックス”3部作、衝撃の最終章!

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

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