就職活動されている学生、中高年の経済入門書:数字で考える習慣をもちなさい 女子高生コンサルタント・レイの数字眼 Kindle版を読んで

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 数字で考える習慣をもちなさい 女子高生コンサルタント・レイの数字眼 Kindle版 」です。

◇◆就職活動されている学生、中高年の経済入門書として非常にお勧めです◆◇

漫画と思って侮るなかれ!!!

この本の感想を一言でとなるとこれ以上言えません。経済や経営のことを、これ以上分かりやすく説明する事が困難ではないでしょうか?それほど、内容が濃く面白く読みやすいです。

しかも、漫画だけでなくコラムや解説(こちらは文章)が付いているので、後で頭の中を整理しながら読み進めると納得できる構成担っております。

特に、コラム1のコペンハーゲン(デンマーク)とプラハ(チェコ)に小宮さんの会社主催での視察ツアーに行かれた際の考察を読むだけで、この本を購入する価値があります。いかに少し引用させていただきます。

デンマークのコペンハーゲンに行って驚いたのは、自転車がすごく多いことでした。(中略)

自転車道路が車道と歩道の間に整備されていて、コペンハーゲンでは通勤する人の30%程度は自転車で通っているそうです。

私はここで疑問を抱きました。自転車に乗ることは悪いことでは」ないけれど、世界有数の豊かな国にしては、ちょっと多すぎるんじゃないかと思ったのです。季節は秋でしたから、外も決して暖かくありません。

(中略)

デンマークではなんと自動車を買う時に本体価格の180%の税金が課せられるのだと。

(中略)

国民にとって税金はかなり高負担ですが、現地で会ったデンマークに長く暮らす日本人の方が、「とにかく安心なのです」と言うほど、福祉や教育は充実しています。

(中略)

ここで私は思いました。この国は高福祉を維持するために、高負担とともに貿易収支の黒字を稼ぐことに懸命なのではないかと。GDPを支えている要素のひとつは、民需です。民間がお金をどれだけ使っているかと言うことと、国がどれだけお金を使っているかということです。もう一つは、実は純輸出なのです。輸出と輸入の差です。外貨を稼いだ分が国を豊かにしているのです。そう考えると、この国の自動車に対する税金がこんなにも高いのかも、より具体的に理解できます。

この後、プラハ(チェコ)に行かれ、コペンハーゲン(デンマーク)との違いに言及されています。

最後にネタばれとして、プラハ(チェコ)では、ブランド品(高級品)のお店がたくさんあり、逆にコペンハーゲン(デンマーク)では庶民向けのお店ばかりだったそうです。

この時のツアー客は、

「デンマークよりチェコの方が幸せなのではないかと思う」とおっしゃいました。何をもって幸せというかは価値観による部分も多く、なかなか難しいところがあるようですね。

と小宮さんは締め括っておりました。

しかし、私はデンマークの方が幸せだと断言できます

結局、自分で貯蓄する(チェコ側)か、政府に税金として納めそれを貯蓄として考えるか(デンマーク側)の違いだからです。デンマークでは、福祉を充実させるために税金を使っているだけで、個人消費を煽らない政策を採用し、片やチェコは資本主義に染まって個人消費を煽る制度を取り入れているだけです。

普通の人は、自制(貯蓄など)をすることが困難な人の人の割合が多いはずですから、本当は高福祉、高負担の方が一般人には向いているはずです。

ですが、旧共産圏だったチェコが資本主義に邁進し、元々資本主義だったデンマークの方が社会主義的な国家運営を採用していることは皮肉なものです。

このように、日本ではなかなか入手できない北欧や東欧の情報を本を読むことで簡単に入手できたメリットは言葉に表せません。

それ以外にも、貸借対照表や損益計算書から企業分析する方法を分かりやすく解説している章もあり、内容が盛りだくさんです。

就職活動されている学生、中高年の経済入門書として非常にお勧めする本です。

ぜひ、手にとって読んでほしい本です。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

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小宮一慶(著)2010年

【オンデマンド版は表紙以外はモノクロ印刷となります。ご了承ください】 女子高生コンサルタント、レイがビジネスに必須の数字力を徹底指南! レイと横暴な巨大企業の跡取りの運命を背負ったミコトが出会った時、再び事件が起こる!大好評の『決算書速習教室』に続く第二弾! ストーリーマンガで楽しく学べる一冊。私たちはついつい「高い」「安い」「すごく」「たくさん」「そのうち」と言ってしまう。しかし、そんな言葉が出たら、注意しなくてはならない。「具体的にいくらか」「何人中何人か」「何日までにやるか」と具体的な数字で話をすることで、他人から信頼され、目標達成力も高まるのだ。内容例を挙げると、◎数字を把握する力を養う ◎数字の定義を正確に知る ◎時系列で比較する ◎数字の見方の原則を知る ◎数字眼の邪魔をする6つの敵 ◎決算書を数字眼で読み解く ◎数字で考える癖を身につけるための訓練法等々身近な数字が分かれば、仕事、人生が劇的に変わる! ビジネスパーソンは必読!

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

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