奨学金で向上できるアメリカ社会は素晴らしい
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
「 レディ・バード (字幕版) 」を観ました。
2012年の作品です。
シアーシャ・ローナン, ローリー・メトカーフ, トレイシー・レッツさんが出演されております。
◇◆奨学金で向上できるアメリカ社会は素晴らしい◆◇
主演のシアーシャ・ローナンさんを観たとき、「どっかで観たことあるな〜〜」って思ったいたんです。
そしたら、エド・シーランさんのミュージックビデオ(Galway Girl)に出ていたそうです。
この恋人役のこかわいいな〜〜って思っていたら、その娘さんが高校生役で出演されていたのでかなり驚いてしまいました。
白人の人たちは、老けるのが早いと思っていたのですが、シアーシャ・ローナンさんは、レディー・バードで早熟な高校生役を上手く演じていました。
母親と娘というのが、お互いに女性ということで特に思春期においてはギクシャクしやすいと仕事仲間から教えてもらったことがあったのですが、この作品はまさにそれを上手く表現しておりました。
ただ、富裕層と中間層から貧困に落ちた家族(主人公レディ・バードの家族)という設定でより家族のギクシャクした感じを演出しています。
資本主義が行き過ぎた側面が非常に分かりやすく表現されています。(例えば、住むエリアによって生活スタイルも違いますし、年収といった所得もあからさまに分かる社会環境になっています。インスタ映えする家としない家といった方がわかりやすいでしょうか。
アメリカでのし上がるために、有名な都会の大学に憧れるというのも非常に好感が持てる内容でした。また、そこに進学するために奨学金制度を利用するという主人公の考え方に共感しました。
アメリカの悶える中間層(白人)が倹約しながら、頑張る姿を見ると、また再び力を蓄えているというメッセージを感じました。
日本も早くアメリカに対抗できる国力を蓄えないとのし上がってきている他国に置いてきぼりにされるのではないか?と少し心配も感じました。
やはり、日本も奨学制度を充実させて若い学生にワクワクする未来を提供できる社会になって欲しいと考えております。
名古屋の服部財団さんは、国立学生に限りますが奨学金で支援活動をされています。下記サイトを参考にしてください。
日本の私設財団では珍しく、無償支援(返済義務なし)です。このような素晴らしい制度をもっと広がればと考えております。
___________________________________
2002年、カリフォルニア州サクラメント。閉塞感溢れる片田舎のカトリック系高校から、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見るクリスティン(自称“レディ・バード”)。高校生活最後の1年、友達や彼氏や家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた超話題作!
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★★ (5.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★★ (5.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
___________________________
本記事は予告なく有料記事になります。
その際、引き続きお読みいただく場合は会員登録をお願いいたします。
_________________________________
では、またお逢いしましょう。
ブログの応援もお願いできますか?
クリックをするとブログランクアップにつながり今後の励みにつながります。