「いいね」という承認欲求を追求し過ぎる危険性:映画「幸せがおカネで買えるワケ」を観て
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
「 幸せがおカネで買えるワケ 」を観ました。
2011年の作品です。
デイビッド ドゥカブニー, アンバー ハード, ベン ホリングスワースさんが出演されております。
◇◆「いいね」という承認欲求を追求し過ぎる危険性◆◇
SNSが私たちの生活に深く浸透して、セレブのような生活を憧れる人が究極に行き着く先というのは、やはり破滅しかないのか?という資本主義の商業主義を猛烈に批判しているような世界観なんですが、「でも、やっぱり愛って大事だよね』というメルヘンなメッセージも盛り込まれているドラマでした。
ただ、最後に騙された人が自殺までしているところは、物語として行き過ぎなんじゃないの?と考えてしまいました。(自殺を描くことでリアルさを与えるという側面は認めます)
スマホが普及したことで、人間の承認欲求が高くなるなんて20年前では想像もつかなかった状況になっているのを改めて感じました。
映画というフィルターを通したことで、現代人の問題を客観視できるのはありがたいんですが、自分の中の動物としての本能も見せつけら、自分のナイーブな一面を知ってしまいました。(まるで、こっそりポルノを見ているのを嫁さんに見つけられたかのような心地でした)
アートな作品を意識されたのか、観た後は複雑な心境になってしまいました。
笑いで終わらせて欲しいと思ったのは、私が歳を取ったからでしょうか?
みなさんは、どう感じたのでしょうか?
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『ゴースト ニューヨークの幻』のデミ·ムーアx『X-ファイル』のデイビッド·ドゥカブニーが贈る、幸せになりたいヒト必見のラブ·コメディ!! すべてはお金で手に入る!はず…。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
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