家族が集う意義を考える:映画「クーパー家の晩餐会(字幕版)」を観て

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
久しぶりにメリル・ストリープさんが出演している作品を見ましたが、今回の「 クーパー家の晩餐会(字幕版) 」は家族で観るには非常にオススメできる内容でした。
◇◆家族が集う意義とは◆◇
改めて家族の絆というものは素晴らしいなと思わせてくれる内容の作品でした。
こんな内容の作品を観ると、個人主義や資本主義といった殺伐とした社会に邁進しているかのようなアメリカ人でさえ、家族の団欒や絆という古めかしい概念への渇望があるのかと日本人である私なんかは思ってしまいました。
しかも、アメリカ人らしくクリスマスイブの日に家族(叔母さんや、嫁さんの妹も呼び寄せている大家族)が集うのを物語の前半では、半ば強制的に仕組んでおきながら物語の後半で、個人が感じる幸福は家族あってのものだということを主張するかのような演出になっていたのがコメディとしてよかったと思います。
メリル・ストリープ演じる老父婦も子供が大きくなるにつれて、お互いの感情の行きちがいが生まれたり、子供たちは子供たちでそれぞれ親の期待に応えなきゃとならないけど、なかなかその期待に応えられないジレンマを抱えながらもこの家族の集いをキャンセルすることなく集まるというのも一般人に受け入れられやすい内容だと考えられました。
長い人生、計画通りに完璧な人生を歩むことは非常に困難です。でも、だからこそ目の前の幸せに感謝したり、家族とたわいもないことで笑ったりすることが、人生を豊かに過ごす秘訣だということをこの作品は教えてくれているのではないでしょうか?
あなたは、最近、家族と一緒に日常を過ごしていますか?
私もこの映画を観て、もっともっとたわいもない日常を家族とともに大事に過ごそうと改めて思いました。
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2015年
アラン・アーキン, ジョン・グッドマン, エド・ヘルムズさんが出演されております。
イブの朝、母シャーロットは一大決心を固めていた。4世代11人の一族が集まる今日の夜を「完璧なクリスマス」にするのだ。夫のサムとの離婚が決まり、一家全員の団らんはこれが最後になるからだ。しかし、秘密を抱えているのは彼女だけではなかった。娘のエレノアは不倫の恋を隠すため空港で出会った青年に恋人役を演じてくれと頼み、息子のハンクは失業を隠し、妹のエマに至っては万引きで逮捕!?始まる前から波乱いっぱいの晩餐会が、いよいよ幕を開ける―。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
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