日本人の美徳である「謙遜」や「控えめな言動」が自国の評価を下げる誘引になる場合とは?:北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27 Kindle版を読んで

 

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27 Kindle版 」です。

 

◇◆日本人の美徳である「謙遜」や「控えめな言動」が自国の評価を下げる誘引になる場合とは?◆◇

 

スェーデンというのは、世界の幸福度ランキングの上位のイメージを持っていました。

しかし、本書を読み進めていくうちにスェーデンの人々も仕事や社会に対し日本人同様にストレスを溜めていることがよく分かりました。この本は、そんなストレス社会で「心の病」に陥った夫婦が二人でいかにそれを克服したかをわかりやすく解説した書籍です。(内容は、日本のビジネス書に書かれているストレス対策と遜色ありません。このような本がヨーロッパでベストセラーになっているのなら、日本のビジネス書も上手く翻訳して海外に発信すれば、それなりに成功するのではないかとも思いました)

そこで、スェーデンの人々ですらストレスを抱えて暮らしているのに「なぜ、日本の幸福度ランキングが取り立てて低いのか?」に私は興味を持ちました。

2016年度の世界幸福度ランキング(ウィキペディア)を見ますと、

スェーデン                 は、10/11 位

ドイツ(日本とよく比較される国として)   は、16   位

日本                    は、53   位

上記の順位はマスコミの報道でよく聞きますし、ほとんどの日本人が認識していることだと思います。しかし、上記2国と日本は、「人口当たりのGDP」「社会的支援」

「健康寿命」「人生選択度の自由度」「社会の非腐敗度度」の横線グラフでの変化はそんなに見られません。

しかし、「寛容さ」という項目の横線グラフのメモリはスェーデン、ドイツに比べかなり短くなっています。

しかも、この世界幸福度ランキングのアンケートは、主観的な値を発表しています。主観的な判断ということは、アンケートに回答する人が真面目な人が多い国民が「意図して自分たちに厳しい判断をして記入してしまう」ったのと、お気楽な人が多い国民で「気楽にアンケートに回答」してしまった人の集団数の差が如実に現れやすい傾向にあると考えらえれます。

日本人は、世界の人々に比べ自分に厳しい場合「寛容な社会ですか?」の問いに対し、「いや、寛容な社会でない」と判断・記入する確率は他国に比べ高いと考えられます。

アンケートの取り方、日本の国民性を考慮した場合と、他国の人々を考慮して、この世界幸福度ランキングは客観的な判断ではないということです。

私は、日本人がヨーロッパの国々と比べても「寛容」であると考えております。

例えば、災害などが発生しても、暴動や略奪も起こさず、皆で助け合いながら難曲を乗り切ってきていることを事実として知っているからです。

そんな、究極の困難に耐えれる国民に「寛容さがない」というのは、控えめな国民性だからです。

「私たちは、寛容です」と表立って言うのを「野暮」と考える国民性だからだと思うんです。

世界幸福度ランキングのように、世界の人々と同じアンケートの集計をするとき、日本人の美徳である「謙遜」や「控えめな言動」が自国の評価を下げる結果になってしまったことは非常に残念なことです。

本来、マスコミもこのような評価方法を一緒に報道すべき立場であるにも関わらず、「報道されていない」または、「意図して評価方法を報道していない」のどちらかわかりかねますが、マスコミ発表に対し私たち国民も冷静に判断すべき事柄なんでしょう。

単純に順位を見て一喜一憂すべきでないという事案でした。

(本書は、マスコミが発表するランキングが客観的でない場合もあるという事実を調べる原因にもなりました。そのような観点から、哲学的意味の星を5にしました)

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

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マッツ・ビルマーク(著)スーサン・ビルマーク(著)齋藤慎子 (翻訳) 2017年

世界22か国以上で翻訳!人口980万人のスウェーデンで20万部の国民的ベストセラー!「幸福度の高い国」として有名な北欧スウェーデンの人々が共感した、幸せな人生のつくり方。
つい無理をしてしまい仕事が休みになると体調を崩す。スケジュールを埋めるのが大好きでリラックスする時間は後回し。そんな忙しい人こそ今すぐ実践してください!心と体をすこやかに守る方法を身につければ、人生が変わります。

 

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★☆☆ (3.0)
万人受け    ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い  ★★★★★ (5.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

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