日本のデフレが解消されない原因は、「寄付文化」が根付いていないからだ:お金はあの世へ持っていけない Kindle版を読んで

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 お金はあの世へ持っていけない Kindle版 」です。

◇◆日本のデフレが解消されない原因は、「寄付文化」が根付いていないからだ◆◇

森川さんの主張で私が非常に興味・共感した箇所をまず引用させていただきます。

タイガーマスクと「ふるさと納税」

日本に「寄付文化」が根付かない理由

東日本大震災のとき、被災地に多くの義援金が送られました。

(中略)

「寄付」を数字で計るだけではいけないことはわかっていますが、それでも日本における「寄付」というのは、実際のところどういうものなのかここでは見ていきたいと思います。

たとえば、日本の個人金融資産のうち、預貯金は確か、850兆円でしたね。このうちもし、全員が1%ずつ寄付していただいていたら、8,5兆円です。

(中略)

ちなみに寄付文化が根付いているアメリカでは、年間の寄付総額が30兆円を超えるという報告もあります。

アメリカには地域に多くの慈善団体があり、寄付のしっかりした窓口が多くあります。そこに寄付する人たちはこういった団体に温かく迎え入れられ、非常に感謝されるそうです。寄付した本人だけでなく、家族も。この体験が寄付をした本人と家族の生きている証、元気の源になっているのです。

「寄付するために仕事をし、稼いでいるんだ。これが私の生きがいです」

アメリカでは、寄付をする人々のモチベーションには凄いものがあります。寄付行為そのものが、家族の、そして地域の「資産」となり、また未来へつながるという意識が脈々とあるからでしょう。

 

とアメリカ人の寄付に関する感覚を書いていたからです。

森川さんは、日本のバブル以降のデフレの原因は、長銀などの金融機関が倒産して日本人のマインドが冷えたからという意見でした。

私は、それよりも日本とアメリカの経済成長に大きな差がついてしまったのは、上記で引用させてもらった「日本に寄付文化が根付いていない」からだと考えております。

先日、小山昇さんの本「お金は愛」をご紹介させてもらいましたが、小山さんも社員や会員の人にお金を分け与え、お金は回さなければならないという考えをお持ちでした。

世界に誇れる日本的経営を実践している経営者:お金は愛――人を育てるお金、ダメにするお金 Kindle版 を読んで)

デフレ前の日本の経営者なら、多少は従業員やその家族のことも考慮する経営者はいましたが、世知辛い世の中になり人件費をコスト(経費)と考える経営者が増えたため、自分たちで首を絞めるデフレ社会になったというのが、私の考えです。

もし、日本に「寄付文化」があれば、人件費をコストとしても社会のセーフティーネットの役割が担えたと思います。

しかし、この社会のセーフテティーネットが整っていなかった日本では、国民が節約の道に突き進むしかなかった。

だから、一向にインフレにもならずブラック企業を放置し、デフレも改善されず、アップル(昔のソニー)のようなイノベーションを起こす製品が製造業から生まれなくなったのが、衰退してしまった日本の原因なんじゃないかと最近は考えるようになりました。

少子高齢化対策も、「寄付文化」が根付いていればもう少し違う局面を迎えていたのではないかと考えております。

現代は、子供を持つ親御さんの負担が大きいです。(経済的負担以上に、母親の負担も増えている)

(社会が、子供を育てるという考えを昭和から引き継ぐべきでしたが、平成は逆にその思考の逆方向になってしまった)

今回は、老後とお金に関する本を調べていたら、タイトルに目がいき購入しました。

私が、長年考えていた日本のデフレの原因が、日本に「寄付文化」が根付いていなかったからではないかという自分なりの論拠が発見できたことで、凄く得した気分になりました。

最近、アウトプットばかり張り切って、自分自身のインプットが足りないと不安に思っていました。

やはり、本を読むことで自分が悶々と思っていたことの切り口を発見できたことは良かったです。

お花見も良いですが、みなさんも読書の春に浸ってみませんか?

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

 

___________________________________

 

森川優(著)2015年

今だからこそ、本当に読んでおきたい「お金の本」――税金・相続・生涯資産の基礎知識。

税理士・経営者・相続人として実際に体験したリアルな事実を、軽快な文書で大公開!

知識・経験に基づくお金の知恵がこれからのお金との関わりを大きく変えます。特に、お金に関しては知らなかったでは済まされないことが多いのは、事実です。ならば、知ればよいのです。お金に関しては知りすぎるということはないので、安心です。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

 

___________________________

 

本記事は予告なく有料記事になります。

その際、引き続きお読みいただく場合は会員登録をお願いいたします。

 

_________________________________

では、またお逢いしましょう。

ブログの応援もお願いできますか?

クリックをするとブログランクアップにつながり今後の励みにつながります。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 最高の人生へ

にほんブログ村

Follow me!

Please Login to Comment.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください