世界に誇れる日本的経営を実践している経営者:お金は愛――人を育てるお金、ダメにするお金 Kindle版 を読んで

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 お金は愛――人を育てるお金、ダメにするお金 Kindle版 」です。

◇◆世界に誇れる日本的経営を実践している経営者◆◇

日本企業の時価総額がアメリカの企業を超えた、バブルの頃までの日本企業が追い求めていた家族的経営(海外から評価されていた日本的経営)を平成を超えて令和になる現代でも実践し続けている経営者が、小山昇さんだと思いました。

私のような中高年が働こうと考えていた頃の日本社会の経営者(たとえ雇われ経営者だとしても)たちが、参考にしていた経営の神様の松下幸之助さんの経営に近いと思います。(理由は、社員が安心して仕事に取り組める環境を作るために、お金を使って社員教育や福利厚生を充実させているあたりです)

上記のような家族的な経営は、私が昔住んでいた関西ではバブル前まではそういう空気がありました。

当時は、学生アルバイトでしたが、バイト先の先輩たちからよくご馳走になりました。今、私は当時の彼らが若い人たちにしてくれたご馳走ができるほどの余裕もなくしています。このことが、日本の経済を縮小させている一つの原因だと思うと、情けない感情を持ってしまいました。

小山さんは、今だにそのような古き良き日本的な経営を実行されている経営者だったんです。

そんな小山さんを見習う他の企業も小山さんの指導を受けて実績が上がっているからこそ、本(書籍)となり私でも高額な研修費を払わずとも、小山さんの経営哲学に触れることが出来て良かったです。

私が、特に印象に残った箇所は下記の部分です。

いまの私があるのは、人生の大事な局面で運、とくに金運に恵まれ続けてきたおかげです。

(中略)

ただ、このような忠告も受けました。

「お金やモノモノを独り占めすると、逆に大きな禍が降りかかるから注意してくださいね」

じつはこのことは自分でも意識していました。武蔵野の社員に実際の働き以上の給料を払っているのも、これまで培ってきた経営ノウハウを会員に包み隠さず教えるのも、独り占めするとロクなことがない経験則があったから。運を引き寄せるために、自分なりに考え、「できるだけみんなに分け与える」という習慣を実践してきた。

家族的に、「みんなに分け与える」という日本的経営哲学を実践しているところに感銘を受けました。

日本は、バブル以降アメリカ的な経営を取り入れ、コストカット(特に人件費を削る)に邁進してきました。

そのため、今だに大企業はなんとか上場を保っていますが、企業の時価総額ランキングや企業規模ではアメリカの新興企業に大きく引き離されてしまいました。

小山さんの経営する武蔵野が増収増益を保っているということは、他の日本企業がコストカットすればするほどその企業は競争力を落としているということになるのではないでしょうか?

安心して働ける環境が、本当に大事だとわかる本でした。

最近アウトプットを意識してブログやメルマガを書いていたら、今度は自分自身のインプットの少なさに早くも気付いてしまい、慌てて本(漫画も含めて)を読み漁っていました。

その中で、「お金は愛」と言い切る著者の小山さんに興味を持ちました。また、日本が「世界で最も成功した社会主義国」(本当は社会主義ではないが)と言われた昭和時代に思いを馳せてしまいました・

「昔は良かった」とノスタルジーに浸る暇はないですが、古き良き時代の哲学に触れた気がしました。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

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小山昇(著)2018年

出版社からのコメント

生涯138作目の担当書は、
数千人の社長を見てきたカリスマ経営者・小山昇を
まるはだかにした、極めて危険な一作です。
「やりがい搾取」が話題になっているいま、
お金の話ってこんなにも面白いのか、びっくりしました。
入社1年目社員も、5年目、10年目、20年目、30年目も、
管理職のリーダークラスも役員も社長も会長も、
これは絶対に知っておいて損はない現場の知が書かれています。
これからはとことん遊べる人がとことん面白いリーダーになっていく時代。
すべてがオープンになってくる時代に、
どういったお金の使い方が
「生き金」となるのか、「死に金」となるのか。
その境界線が見えにくい時代に
ズバリ直言する本書は、
今年一年をどう変えていこうか、
社長から一般社員まで本当に面白い一冊です。
ぜひお読みいただければと思います。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)

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