会社の仲間意識は今後よりドライな関係になる
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する作品は、「 神様からひと言 」です。
◇◆会社の仲間意識は今後よりドライな関係になる◆◇
エンターテイメントが高いので楽しめます。
ただ、会社の価値というか定義が従業員のためという設定が昭和的のため評価を3つとせせていただきました。
そのほかは、笑いあり、うるっとさせる内容もあります。非常に、バランスの取れた内容です。
しかし、「会社はオーナー(この場合、オーナーの息子)のオモチャでなく、そこで働く従業員のためのものだー」というセリフが新しい時代には全く相応しくないと考えました。
昭和時代なら、会社は従業員のためにあると語っても納得される人が多かったと思います。
それから、平成になり「会社は〜、株主のためある」というのが広く一般的になってきている世相に、この発言は懐古的だと思ったので評価の星を3つにしました。
平成から令和になるこれからの時代は、それとは違う考えになると考えられます。
この映画でも、「会社の仲間を守りたい」という思いで主人公の佐倉さん(伊藤淳史)は、色々と奔走されるんです。
職場の仲間との連帯はもちろん大事です。
しかし、これからの時代は会社と従業員の関係ももっとドライになると思います。
昭和的な仲間ではなく、もっとドライな関係の仲間になっていると思うんです。(どのくらいドライになるのかは、職場の人種、構成年齢により変わってくると考えています)
13年前の作品なので、その辺が少し違和感を覚えました。
みなさんは、どうお考えになったのでしょうか?
今日は、この辺で終わりにしましょう。
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2006年
伊藤淳史, 原沙知絵, 陣内孝則さんが出演されています。
中堅食品会社に転職した佐倉凉平(伊藤淳史)は、入社早々リストラ要員として「お客様相談室」へ異動に。そこには、クレーム処理にだけは抜群の能力を見せる中年ダメ社員・篠崎(陣内孝則)、壊れ気味の元社長秘書・宍戸(原沙知絵)など、クセ者ばかりがいた。ある日、相談室に復権のチャンスがやってくる。たった一人で会社の危機に立ち向かう凉平。初めて本気で頑張る彼を、神様は助けてくれるのか?
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★☆☆ (3.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★☆☆ (3.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
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