アンドロイドに人間性が備わるとどうなるんだろうか?:映画「EMMA/エマ 人工警察官(字幕版)」を観て
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する作品は、「 EMMA/エマ 人工警察官(字幕版) 」です。
◇◆アンドロイドに人間性が備わるとどうなるんだろうか?◆◇
この作品、推理モノとアンドロイド(人工知能)モノをミックスした物語で非常に近未来的で楽しめました。
また、事故で亡くなった人を模したアンドロイドを警察に投入するという設定も現実的な点がより興味をそそりました。軍に投入でも良いのでしょうが、今回は物騒な世の中になっているフランスが舞台なのも妙に納得してしまいました。
人口知能なので、常にネットに接続できかつ情報も素早く引き出せる。尚且つ、犯人を追うスピードや武道の術も備わっていながら役者のように演技も覚えるなんてまさにスーパーウーマンなアンドロイドです。
しかし、唯一の弱点が人間性が無い。(人工知能なので当然なんですが)そこは、政府の秘密作戦のため公に公開出来ないジレンマを指導役の警部とのやり取りもこの作品の面白さの一つです。
後半にもしかして人間性が芽生えたんじゃないの?というようなシーンが挿入されているのが気になりました。その後は、ご想像にお任せしますみたいな終わり方でした。
ただ、実際にこのようなアンドロイド(人工知能搭載)の技術が確立した時、それの投入先はどこなのか?といったテーマは、国によって変わるのかもしれません。
そう考えたら色々お国柄というのも出てくるのかもしれません。
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2018年
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監督 アルフレッド・ロット
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主演 パトリック・リドレモン, ソレーヌ・エベール, スリマン・イェフサー
常にアップロードする神経機能を駆使し60キロで走行可能!24時間連続稼働も問題なし!脳内に保存された膨大な知識と情報量で瞬時に遺体を分析し、事件を解決に導く最強のアンドロイド警察官エマの活躍を描く!『トランスポーター』のスタッフが放つSFクライム・サスペンス!!
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
(哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています)
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では、またお逢いしましょう。
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