医療に貢献しているHeLa(ヒーラ)細胞の物語

みなさん、こんにちは。
「 イモータル・ライフ・オブ・ヘンリエッタ・ラックス (字幕版) 」を観ました。
2017年の作品です。
Oprah Winfrey, Rose Byrne, Renee Elise Goldsberryさんが出演されております。
◇◆HeLa(ヒーラ)細胞の物語◆◇
医学に貢献している細胞(HeLa(ヒーラ)細胞)をめぐる家族(ヘンリエッタ・ラックス)のドキュメンタリー映画でした。HeLa(ヒーラ)細胞というのをこの作品を観て初めて知ったのですが、この特殊な細胞のおかげで医療が進歩したのにも関わらず、本人、家族がその恩恵にあずかれないのは気の毒だと思いました。
その反面、細胞を摘出し培養した病院などが潤うという資本主義の矛盾を問うた社会派の作品です。
◇◆あらすじ◆◇
ヘンリエッタ・ラックスは、人類初の不死の細胞株を作るために細胞が利用されたアフリカ系アメリカ人女性である。ラックの娘デボラ(オペラ・ウィンフリー)とジャーナリストの視点から語られるこの映画は、記憶に残っていない母を探すデボラの後を追うと共に、1951年に無断で行われたラックのがん細胞採取がどのように医学的に画期的な発見につながったかを描く。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★☆☆ (3.0)
万人受け ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い ★★★★★ (5.0)
*(注意)哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。
◇◆黒人と白人の扱いの違いがリアルなアメリカを感じた◆◇
作中、よく出てきた会話が「あんたは、白人だから病院からすぐに話を聞けた。けど、アタシたちゃ相手にされなかったよ」といったニュアンスのやり取りが何度となくでてきました。
しかも、病院側の言い分では「話しても、理解されないでしょう」という言葉に否定できない観ている自分も感じました。それほど、主人公の黒人家族の会話は感情的になり過ぎて、時折支離滅裂に映っていました。
だからこそ、リアルなアメリカ社会を感じました。
皆さんは、どう感じたでしょうか?
では、またお逢いしましょう。
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本記事(2018年 6月 5日 note 投稿記事を本ブログに転載しています。
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