上司の悪行に異議を申し立てるメンタル養成術

みなさん、こんにちは。

「 ジェイソン・ボーン (字幕版)  」を観ました。

2016年の作品です。

マット・デイモントミー・リー・ジョーンズアリシア・ヴィキャンデルさんが出演されております。

◇◆今話題の日大アメフト問題と重なる◆◇

これはかなり考えさせられました。

今話題になっている日大アメフト部の問題(2018年5月24日時点)と非常によく似ていた点があったからです。

日大アメフト問題というのは、日本社会に巣くっているブラック企業問題ともリンクする現代日本の暗部の代表格だと思うんです。

日本社会というのは、「長い物には巻かれろ」といった具合に強い者には逆らうなといったことがまかり通りやすい環境を醸成しやすい社会構造ですよね。

そして、社会的強者に反抗すると反抗した人も一緒に権力者から不当な扱いを受けても仕方がないという空気になりやすいです。これは日本だけではないんですが、こういう社会が必ずしも良くないと皆さんも思っているんです。

だからこそ過去報道された不当残業による過労死の問題などに国民が反応するんだと考えられるんです。

このような事は、アメリカでもあったんですね。この作品でも、CIAの偉いさんが悪事(主人公の父親を過去に殺害していた)事を、強引に自分の権力で隠そうとし、逆にボーン(主人公)まで葬り去ろうと企てていたんです。

上位役職者の命令が絶対と思い疑わない姿勢、または疑っても反論しないという事は暗黙の了解をしたと認識されても仕方がないことです。でも、本当はそのような悪事に加担したくないと思う人々も多いんです。

そのような状況下で「No」と突き付ける判断力、行動力、精神力に観客は共感し心で応援してしまいたくなるんですね。そのような姿勢に我々日本人は弱いんです。

判官びいき」ともとられかねませんがついつい応援したくなるもんなんです。主人公ジェイソンに「負けるな」とエールを送りながら観てしまう作品でした。

◇◆なぜ、この作品を選んだのか◆◇

この作品を観ようと思ったのは、(藤 えりか著)の「なぜメリル・ストリープはトランプに噛みつき、オリバー・ストーンは期待するのか」という本で取り上げられていたため興味を持ったからです。

こちらの本では、スノーデンの問題と絡めてアメリカの暗部を批判しているマット・デイモン氏のインタビューが紹介されていました。彼らアメリカ人というのは、政府が個人の情報を取得することに非常にナイーブな印象を持っている印象を受けたのでその辺りの批判作品と思って観ていたのです。(いわゆる政府対個人といった構図をイメージしていました。)

しかし、日本人の私からすれば権力を持った傲慢な人間(トミー・リー・ジョーンズ役)と個人(マット・デイモン役)との闘いとして観ていたんです。この制作者側の思惑と視聴者側の認識の違いを知れたのは非常に新鮮でした。「スペースカウボーイ」の時と違って、トミー・リー・ジョーンズ氏の悪役ぶりも見応えがありました。

◇◆あらすじ◆◇

ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、元同僚であるニッキ―(ジュリア・スタイルズ)はボーンを見つけ、彼にある事実を告げる。それはCIAが世界中の情報を監視し、技術開発やテロ活動までをも裏で操作する事を目的とした、恐ろしい極秘プログラムが始動したというものだった。ボーンは再び姿を現すこととなり、追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼が最も求めているものを提供すれば、再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始める。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク    ★★★★☆ (4.0)
万人受け     ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い   ★★★★☆ (4.0)

*(注意)哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。

◇◆映画の捉え方を楽しむ◆◇

私は仕事柄テレビで「水戸黄門」のTVドラマを観る機会が多いのですが、そこで描かれているのは「勧善懲悪の世界」です。簡単に言えば、最期に「悪人」を懲らしめて観る人のストレス解消を誘導する作品です。この感覚で映画を楽しみました。

送り手と受け手の捉え方の違いを楽しむというのも、映画の楽しみのひとつですよね。

上映時間が2時間3分と丁度良い長さに収まっています。

皆さんは、どう感じたでしょうか?

では、またお逢いしましょう。

 

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本記事(2018年 5月25日 note 投稿記事を本ブログに転載しています。

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