オリジナルにこだわる理由:映画「シング・ストリート 未来へのうた」を観て

みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 シング・ストリート 未来へのうた(字幕版)」です。

2016年の作品です。

フェルディア・ウォルシュ=ピーロ, ルーシー・ボイントン, ジャック・レイナーさんが出演されております。

◇◆デュラン・デュランに憧れた世代に◆◇

今回の作品、なかなか見所が満載です。まず1点目、アイルランドとイギリスの関係が非常に複雑です。あまりなじみのないお国(アイルランド)なので、てっきりイギリスの一部だと思っていました。(これ、本当はNGらしいです。アイルランドは、かつてイギリスの植民地だったそうです。この映画についてググって初めて知りました)

2点目は、80年代(デュラン・デュランに憧れている)の洋楽が懐かしい。映画の設定時代が1985年のアイルランドを舞台にしています。15歳(主人公)の少年と16歳(主人公のガールフレンド)の女子高生が音楽を通して仲良くなるという設定です。

3点目は、未成年なのに夢(ミュージシャンとモデルを目指して、ロンドン)に向かって駆け落ち(これも、アイルランドからボートでロンドンを目指すというかなり無茶な挑戦です)をするという設定です。

物語の設定はかなり無茶ぶり満載なんですが、観ていて非常に心躍りました。

と言いますのも自分自信を振り返っても、そう言えば「10代の若い頃というのはあまり後先考えないで行動するというエネルギッシュさがあったな~~」としみじみ感じてしまったからです。『しみじみ感じる』というのが、なんかオッサンくさいなと改めて感じましたね。

1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのPVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まったー

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。

この映画の良かったところは、主人公の兄が弟に、兄「コピーバンドではなく、オリジナルを追求しろ」、弟「でも上手く出来ない」、兄「セックスピストルズは上手いのか?」といった会話をしたことです。この会話後、弟はオリジナル曲を創りだんだん自信をつけていくという内容です。

音楽にしろ、美術にしろ、アートと言われる世界は普通、最初は模倣から始まります。コピーをするのが悪いとは思いません。しかし、せっかくやるなら、コピーだけではなくオリジナルを生み出すことの方が大変だけれども得るモノが多いですよね。

生みの苦労があるだけに、作品に対する思い入れも深まります。自分を客観的に見れるようにもなります。

自分が何者かを見つめる作業にもなります。

ブログを書くという行為も、似た感覚があります。そういう意味で、この作品は非常に面白いと思いました。

ただ、80年代のファッションの若者たちが主人公なので今の若い人が見たら、少し古臭く感じるかもしれません。そのため、万人受けの項目は★を3つにしました。

オリジナルな人生にして、最高と言ってみたいです。

では、またお逢いしましょう。

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