音楽の多文化は受け入れられるが、移民政策は反対だ:マルーン5 「 ガールズ・ライク・ユー 」を聴いて哲学してみる
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する曲は、マルーン5の 「 ガールズ・ライク・ユー」です。
◇◆音楽産業は、多文化が進んでいる◆◇
この歌、歌詞からして女の子と仲良くなりたいという、まあ男心を素直に表現していてほのぼのしているといえば表現は優しいですが、まあナンパまたは、チャラいともとれる歌詞ではないでしょうか?
音楽性も、ポップスというジャンルを超えた雰囲気(民族音楽ぽっさを感じます)を持っていますし、カーディ・Bという破天荒な女性ラッパーとのコラボも現代的に計算された印象があります。
白人とヒップホップ(黒人音楽文化)が上手く融合して、かなりセンス良く仕上げているのも最近の流行りの印象を受けます。なかなか、ロック一辺倒の音楽がヒットするのも難しいのでしょうか?この辺の事情は私にはまだ分かりかねますが、素人なりにそのような印象を持っています。
それにしても、一昔前に比べ音楽が多文化主義に走っている感じがします。世界中に売り込むために、アーティストが色々な音楽を引っ張ってきて作品に落とし込んでいるので、少し聴いただけでは歌手の素性がなかなか分りかねます。例えば、初めてグリーン・デイを聴いた時はイギリスのバンド?かなと想像してしまったものです。(実際はアメリカ出身のバンド)
私が、音楽(洋楽)を聴く楽しみの一つに、アーティストの出身を自分なりに勝手に想像するというのがあったのですが、最近のアーティストの曲のMVをYouTubeでチェックしてもかなりの確率で想像と異なることが多いです。嬉しい反面、ホンマに?と何度もググって調べてしまうクセがつきました。(それだけ、アーティストの出身地を外すことが多い証拠です)
最近、テイラー・スウィフトさんが政治的発言をしだしたのも、グローバル主義の現れなんでしょう。多文化主義で儲けられるという打算を若い女性アーティストが導き出したというのも納得できるようになりました。
音楽業界のみならず、ハリウッドといった映画業界も同じ意見が多いのでしょう。
このような事を鑑みながら、現代の音楽(ヒットチャート)を冷静に自分なりに分析しながら勝手に妄想を膨らませ楽しむのも中年のオッサンならではの楽しみではないでしょうか?
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。
◇◆音楽や芸術の多文化は受け容れられるが、移民政策は反対だ◆◇
私は、多文化は面白いと思うのです。しかし、面白いから移民も簡単に受け入れるのか?と問われれば、それは別問題です。
ヨーロッパの混乱を見ても分かるように、国民の文化が異なれば必ず軋轢が生まれるからです。ましてや、見た目が似ているアジア人であれば猶更厄介です。
見た目が似ていても、文化が違うと考え方や解釈、物事の捉え方も異なるからです。
音楽や芸術においては面白くても、実生活は別次元になるのが人情です。音楽や芸術の多文化は受け容れますが、こと移民政策(最近アメリカと貿易戦争をしている支那(中華人民共和国)や、韓国が日本にすり寄ってきているため)に関しては、断固として反対です。
みなさんは、どの様に音楽を楽しんでいますか?私のように、一人妄想をして楽しまれていますか?
では、またお逢いしましょう。