北朝鮮の脅威を、アメリカは認識していた
みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する ライフ100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する作品は、「 エンド・オブ・ホワイトハウス(字幕版) 」です。
2013年の作品です。
ジェラルド・バトラー, モーガン・フリーマン, アーロン・エッカートさんが出演されております。
◇◆アメリカは、5年以上前から対北朝鮮対策のプロパガンダを始めていた◆◇
アメリカという国は、非常に巧妙に宣伝をするなという印象です。だからこそ、世界の警察と言われていたのかと感心してしまいました。
この作品、「レッド・ドーン」と同じ2013年の作品でした。
Wikipediaでぐぐってみたところ、2012~13年にかけて北朝鮮は核実験でアメリカをかなり威嚇していたようです。これに反して、アメリカで北朝鮮が韓国にテロリストを送り込み、その延長でアメリカのホワイトハウスを攻撃するという物語を作ったのが今回の作品と考えられます。
まあ、簡単にホワイトハウスまで爆撃機を飛ばさせることは本当はあり得ないのですが、北朝鮮のテロ脅威は十分伝わってきます。本当は、日本こそこのような作品を作って国民の意志を先導すべきなのでしょうが、広告代理店、マスコミが反日組織に乗っ取られている現状ではこのような作品は日本で作られることはないでしょう。だからこそ、日本人こそ本作品は観るべきだと考えております。
特に、日本駐留の第七艦隊の撤退を求めている所は、北朝鮮やそのバックに控えている中国の思惑そのままだと考えられるからです。
”鉄壁の要塞”ホワイトハウスが、たった13分で占拠され、15分後には敵を守る【難攻不落の要塞】となった。前代未聞のテロを遂行したアジア人テロリストの要求は二つ。「日本海域からの米国第七艦隊の撤収」「韓国と北朝鮮の間にある軍事境界線(非武装中立地帯)から米軍28,500名の撤退」。大統領を人質に取られたうえ、特殊部隊の突入も失敗、ペンタゴン最高司令部は絶望的な苦境に立たされる。誰もが諦めかけたその時、一人の男が内部への侵入に成功する。かつて大統領専任のシークレット・サービスとして活躍していたが、大統領夫人の命を守れず、今やデスクワーク専門でくすぶっていたマイク・バニング。彼に託せるのか?逡巡するペンタゴンにバニングは告げる。—「必ず、救出する」“タイムリミット”が刻一刻と迫る中、ただ一人、巨大な要塞の“深部”へと向かう。テロリストに隠された真の目的がある事を知らずに・・・。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★★ (5.0)
万人受け ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い ★★★★★ (5.0)
*(注意)
哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。
◇◆平和ボケした日本人は、周辺国の脅威を肌身で感じるべき時が来ている◆◇
沖縄の周辺で、海洋資源が得られるという情報を知ってからの中国の沖縄に対する執着をみても分かるように、我々日本周辺での政治環境が昭和の頃に比べ非常に緊迫していると思われます。
だからこそ、我々は何気ない事柄からも情報を得る必要を感じています。
映画を観ることで、その制作サイドの思惑も深読みする癖をつけるようにしています。
この作品は、単なる娯楽作品とは一線を画していると考えられます。だからこそ、私たち日本人には重要な情報だと考えられます。
アメリカのエスタブリッシュメントたちが、北朝鮮やその背後の黒幕である中国に脅威を抱いていることは、間違いないでしょう。
だからこそ、日本はアメリカと共同に国際社会を切り抜ける必要性があると考えられます。
太平洋戦争の教訓を生かす時期は、もうとっくに入っていると考えられます。
みなさんも、北朝鮮や韓国、中国の怪しい動きに注目しましょう。
では、またお逢いしましょう。